2025.08.15
日常や睡眠時でも無意識に
行っている生命維持行為と
言えば呼吸ですよね。
施術者などに呼吸が浅いと
言われた事はないでしょうか。
吸気・呼気のサイクルが早いと
浅いと言われる訳ですが、
我々がよく検査で行う
肋骨の膨らみを見る検査でも
結構な確率で良くない方が
多いです。
この時期ですと寒暖差がある
場所の往来が激しい方。
寝苦しくて十分な睡眠が
取れていない方。
夏バテ気味やストレスが多い等で
自律神経症状がある方々が
呼吸の浅いパターンが多いです。
もちろん、姿勢が悪くて骨格的に
正しい呼吸ができないパターンも
あります。
人間は毎日約22000回もの呼吸
を行いますが、9割の人間が正しく
行えていないと言います。
それだけ現代人は姿勢が悪く、
ストレスが多いという事です。
その中でも息をはく方の呼気が
できていない方が多く、
吸気率が多いと言われます。
では呼吸が浅いとどうなるか。
副交感神経が働かないという事ですね。
・リラックスができない
・疲労が抜けない
・内臓の働きが弱くなる
・不眠、不安考えこむなどの
精神活動不安定
などがあります。
要するに緊張が取れない訳です。
常に身体が緊張しっぱなしで、
呼吸ができないということは
横隔膜が動かないということ。
そうすると
無理に呼吸を行おうと
するので背中や首の筋肉が
必要以上にがんばりすぎて
凝りや張りがうまれます。
次回は解消方法を一緒に
確認しましょう。
肺に空気を溜めたり吐き出したりする事で呼吸の浅さがわかります